C大阪のパウロ・アウトゥオリ監督(59)が、シーズン終了を待たずに退任することが16日、分かった。

 今日17日に正式発表になる。後任は日本代表コーチの経験もある大熊清強化部長(51)が、暫定的に指揮を執ることになった。今季から就任したブラジル人のアウトゥオリ監督は、J2屈指の戦力を持ちながらJ1自動昇格を逃し、現在はプレーオフ(PO)圏内の4位に低迷。最近は勝利からも見放され、関係者によれば監督とフロントの間で亀裂があったという。C大阪は大熊新体制の下で1年でのJ1復帰を目指し、POに臨むことになる。