来年1月に45歳の誕生日を迎えるJ2東京VのMF永井秀樹が来季も現役を続行することが、11月30日までに分かった。

 正式発表はまだだが、竹本一彦GM(60)が「僕らは年齢ではなく、パフォーマンスで見ている。練習での態度や若手への影響を考えても必要な戦力」とその実力を高く評価。永井本人も「もちろん現役を続けたい。チームに求められる限りはやりたい」と強いこだわりを持つことから、近日中には契約更新となるはこびだ。

 14年に東京Vに復帰した永井は、今季18試合に出場して健在ぶりをアピール。来季へ向け「良いサッカーを追求していきたい。良いサッカーとは、自分たちでずっとボールを保持して、相手を圧倒して勝つこと。来年はJ1昇格を明確に公言して臨むシーズンだと思うので、そのために何をしなければいけないかを考え続けていきたい」と意欲を見せた。

 一足先に来季続投が決まった冨樫剛一監督(44)も「若い頃のように急に海外に行きたいとか言い出さない限り(笑い)、自分たちにとって大事な戦力」と永井へ厚い信頼を示した。