Jリーグの年間王者に輝いた広島の森保一監督(47)が最優秀監督賞を受賞した。

 同賞を受賞するのは3度目。3度の受賞は元鹿島監督のオリベイラ氏(07年~09年)以来2人目で、日本人監督では初めてである。森保監督は「素直にすごい賞がいただけてうれしい。良い仲間と仕事が出来て結果を出せたことがこの賞を頂けたことにつながるので、チームの勲章としていただきたい」と喜んだ。

 10日から開幕するクラブW杯に向けてチームは横浜市内で調整を行った。チャンピオンシップ後中4日の過密日程だが「思ったよりいい動きをしていた。チャンピオンシップのプレッシャーから解放されたのと世界で戦える喜びを持って取り組めたのかな」と話した。3年ぶり2度目の舞台を前に「我々の活躍で広島の名を世界にとどろかせたい」と気を引き締めた。