J2札幌が18日、沖縄・金武町陸上競技場で沖縄合宿を開始した。札幌から羽田までは無事たどりついたが、悪天候で羽田から沖縄への便が欠航。振り替え便も遅れ、練習開始は予定の午後5時から1時間20分遅れの6時20分にスタートした。四方田修平監督(42)は「とにかく着いて良かった。羽田でもキャンセル待ちをしないで席を振り返られたのも良かった」と安堵(あんど)の表情だった。

 現時点で25、31日と2月3、5日、最終7日以外の16日間が2部練習の予定。指揮官は「有酸素的なものが多く、きつくなると思うが、ケガには気をつけてほしい」と話した。また、沖縄の5戦、2月10日からの熊本2次合宿での3戦と、開幕前8戦は、すべてJクラブ相手となる。昨季は岐阜経済大など、アマチュアチームとの実戦も入ったが、今季は、拮抗(きっこう)したプロ相手の実戦を重ね、戦術、肉体ともに磨きをかける。【永野高輔】