神戸が甲府に完敗した。前半42分に失点を許すと、後半33分にもカウンターを食らい2点目を献上した。

 ネルシーニョ監督(65)は後半20分に、阪南大時代に1試合出場した経験を持つMF松下佳貴(21)を投入。プロデビューとなった21歳ボランチは「開幕でピッチに立つのが目標だった。でもチームに貢献できず悔しい」。さらに同28分には大卒ルーキー小林成豪(22)も途中出場し、J1デビューを果たした。しかし、チームは敗れ、期待の若手にとってはほろ苦いデビュー戦となってしまった。

 指揮官は「今日の試合は練習でうまくいったことを出せなかった。戦う姿勢、局面の勇気、気迫、パワーが足りなかった。この試合を繰り返さないようにチームが変わっていかなければいけない」と手厳しかった。