神戸が、生え抜きの新人MF中坂勇哉(18)のプロ初ゴールで、3年連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 前半10分にFWレアンドロのパスに反応した中坂が、相手GKと衝突しながらも右足ループシュートを決めて先制。同19分にはFW渡辺主将が追加点を挙げた。さらに、終了間際にも途中出場のFW石津、DF高橋峻と連続ゴール。

 不敗(4勝1分け)を守りA組2位以内が確定した。

 初めて決勝Tに進んだ14年は8強、昨年は4強とじょじょに成績を上げており、今季はクラブ初タイトルへの期待がかかる。

 既に1次リーグ敗退が決まっている名古屋はいいところなし。1分け4敗の未勝利のままでA組最下位。