C大阪MF山村和也(26)が頭で決勝点を挙げた。

 1-1の後半18分、DF松田の右クロスを高い打点で合わせたヘディングシュートは、ゴールに吸いこまれた。今季3点目。身長186センチの山村は「ヘディングは僕のストロングポイントだと思うので、ゴールを取れたことは良かった」。アシストを記録した松田は「(クロスが)高かったので『それ届くん?』ってビックリしました」と、驚いていた。

 チームは暫定3位に浮上。1トップで出場したFW柿谷は「全員で取り返せたので良かった。攻撃陣は全員調子がいい」。先制点は今季初先発のMF清原が挙げ、アシストは途中出場のMF扇原だった。出場時間が短い選手も勝利に絡んでいるが、柿谷は「チーム力があるというのは(所属選手の)名前を見れば分かる」とサラリ。「みんながチームのために戦っている」と手応えを感じていた。