J2清水MF河井陽介(27)が7日、主軸としての自覚を口にした。11日のホーム山形戦に備え、静岡市内で調整。今季は2月の開幕戦を除く公式戦31試合に先発しており、チーム最多出場だ。6月に主将のFW大前元紀(26)が負傷離脱して以降はキャプテンマークを巻いており、「出続けられることは幸せ。次も絶対に勝たなければいけない。勝てるようにいい準備をしたい」と言った。

 チームは残り12試合で現在5位。リーグ再開となる山形戦も河井の先発は確実で、「山形と水戸戦(18日)はホームでできる。まずは山形に勝って先に進みたい」。ホーム2連戦の後は2位松本、3位C大阪と対する。J1昇格に向けて、シビアな戦いが続くが、ボランチとしてゲームをコントロールする立場の河井は「周りの選手をうまく生かしたい」と意気込んでいる。【神谷亮磨】