前節ホーム山形戦で右足首を負傷したJ2清水MF河井陽介(27)が18日のホーム水戸戦に強行出場する姿勢を示した。14日の練習は別メニュー調整だったが、15日は静岡市内での午前練習に参加。全体練習に復帰し、フルメニューをこなした。まだ万全のコンディションとはいえないものの「やれるならやりたい。大事な時期だし、チームに迷惑をかけられない」と強調した。

 今季は開幕戦以外の30試合で先発出場。サイドハーフからボランチにポジションを移った5月下旬以降、中盤の核として好調のチームを支えてきた。6月にFW大前元紀主将(26)が負傷離脱した後はキャプテンマークを巻いて出場。チームに欠かせない存在の1人となっている。河井は「明日試合だったら厳しかった」と、試合までの残り2日間で最善を尽くす構え。水戸とは3日の天皇杯2回戦で対戦し、3-0で快勝。「前回のことは気にせず、勝ち点3を取りたい」と意気込んだ。【神谷亮磨】