横浜FW富樫敬真(23)が19日、横浜市の港北区役所の「1日区長」に就任した。

 4歳から港北区に住む“イケメン区長”は「マチ君(中町)や富沢先輩(J2千葉MF富沢)も(過去に)区長をやっていて少しいいなーと思っていた。まさかこんなに早くやると思っていなかったのですごくうれしい」と目を輝かせた。

 同区には、横浜のホームスタジアムである日産スタジアムがあることから、10年に同区役所による「横浜F・マリノス応援プロジェクト」が発足。横浜の選手が「1日区長」に就任するのは富樫で5人目となった。

 1日区長委嘱式後には、横山日出夫区長から質問コーナーを設けられ、学生時代どこでデートをしていたのかという質問をされると、富樫は「港北区内の公園にいってました。みんなみなとみらいとか行くかと思うけど、僕は港北区内で勝負していました」と“港北愛”も披露した。

 就任後は居合わせたファンら約50人の即席サイン会を実施し、ファンから「すごくかっこいい!」と、黄色い声もちらほら。その後、所内の視察や館内放送に取り組んだ。約1時間半の仕事を終え、「(職員の方から)忙しい中わざわざあいさつをしてもらって、毎日こんなに忙しいのかと感じた。みなさん責任感を持って頑張っているんだな」と話した。

 横山区長は「こんなにイケメンの区長はいない。NO・1だと思う」と絶賛していた。