C大阪の尹晶煥(ユン・ジョンファン)新監督(43)が、世界的スターを歓迎した。18日、関西空港発の航空機で1次合宿地のタイへ出発。神戸が14年W杯優勝メンバーで、元ドイツ代表FWポドルスキの獲得に動いていることに言及し「能力ある選手を獲得するのはいいこと。日本サッカーの発展につながるし、チームに大きな影響を及ぼすことになるだろう」と語った。

 神戸とは阪神ダービーで対戦する。大物補強が実現すれば手ごわい相手になるが「それはやってみないと分からない」とプライドをにじませ、かつてC大阪がFWフォルランを獲得したことを例に出して「このクラブもそうだったが、その選手がうまくいくとは断言できない」と指摘した。

 タイ合宿でも早朝を含む3部練習を課し、選手と1対1の話し合いをする方針。新加入のMF水沼は「監督からは、1人が1つミスすれば11人で11個のミスになると言われている」。開幕までにレベルアップし、世界的スターに対抗できるチームを作り上げる。