セレッソ大阪がFW柿谷曜一朗(28)のゴールで追いつき、引き分けた。前半17分に横浜F・マリノスのDF山中亮輔(24)がミドルシュートを突き刺して先制。

 ミスが目立つC大阪だったが、後半30分過ぎから攻撃的選手を投入して猛反撃。41分、MFソウザ(29)からのボールを柿谷が相手GKに当てながら押し込んだ。

 柿谷は「僕も(杉本)健勇もたくさんチャンスがあった中で1点だけというのは申し訳ない。ただ、すべてがうまくいくわけじゃないんで、マイナスに考える必要は全くない」。

 尹晶煥監督(45)も「ミスが多く早い時間に失点してしまったが、後半は我々のペースになれた。まだまだ努力する必要があるが、負けなかったことで雰囲気を変えられると思っている」と前向きに話した。