<J1:大分1-0東京>◇第29節◇18日◇九石ド

 東京が、ナビスコ杯準々決勝で敗れた相手にリベンジを果たせなかった。前半24分、大分MF鈴木慎吾に直接FKを決められ、先制点を献上。後半は故障明けのMF羽生直剛とDF長友佑都、サイド攻撃の切り札としてMF石川直宏を投入して反撃を試みたが、国体終了直後で荒れたピッチに持ち味の展開力を発揮できず完封負け。次節は強豪鹿島をホームに迎えるだけに、羽生は「もっと(ゴールまでの)最後の質を上げていかなければ」と課題を口にした。