<J1:東京2-1清水>◇第15節◇27日◇国立

 清水の長谷川健太監督(43)は「こういう結果になるような内容ではなかった。非常に残念」と悔しさをにじませた。1点を追う後半から、日本代表のMF岡崎をサイドからトップ下へと移して打開を図り、同13分にFWヨンセンのゴールで1度は追いついた。ただ同17分に失点し、その後はMF藤本、DF辻尾を投入してサイド攻撃の活性化を図ったが、東京もDF椋原らを入れて守備を立て直してきたため、打開しきれなかった。

 長谷川監督は「よりアグレッシブな選手を交代で入れて(サイド攻撃の)要望も出したが、東京もフレッシュな選手を入れてきて、サイドで押し込むことができなかった。東京さんのレベルになると、そう何度もチャンスはつくらせてくれない」と苦笑いしていた。