サッカーの日韓プロリーグ選抜が対戦するオールスター戦、JOMO杯は8日に韓国の仁川で行われた。昨年から日韓対決となり、日本と韓国で1度ずつ開催。来年以降の開催は未定だが、Jリーグの中野幸夫専務理事は「やってよかったという感触はある」と手応えをつかんだ様子だ。
新方式導入の背景には、日韓に共通するオールスター戦へのマンネリ感があった。Kリーグ広報担当者によると、日韓共催の2002年W杯後は一時的に盛り上がったが、最近は試合内容も「ルーズなもの」になり、ファンの関心も低下。改善の道を探っていたという。
両リーグともに来年以降も日韓対決を続けたい意向はあるが、簡単にはいかない事情もある。試合の冠スポンサーとなっているジャパンエナジーの持ち株会社、新日鉱ホールディングスは新日本石油と経営統合することが決定。中野専務理事は「スポンサーあっての大会。JOMOさんに意見を聞きながら来年以降のことは決めたい」と慎重な口ぶりだ。
しかし、日本ではプロ野球のオールスター戦の在り方が問題になっており、一足早くサッカー界が新たな楽しみ方を示したことは確かだ。今後も魅力ある戦いを提供するため、日韓が手を携えての模索は続く。(共同)




