東京は今季ホーム最終戦となった28日の神戸戦で、今季限りで退団するDF藤山竜仁、今季で現役引退するMF浅利悟のセレモニーを行った。チームメートとともにピッチに立った藤山、浅利はあいさつ途中で感極まって涙を流した。先にマイクの前に立った藤山は「振り返ると思い出ばかり。チームから指導者の話をもらいましたが、ボロボロになるまで生涯現役を貫き通したい。来季は札幌でプレーすることになりました」とサポーターに移籍先決定を報告。浅利は「試合前にもかかわらず涙を流していました。ボクの現役生活はこれで終わりますが、これからの目標は東京を日本一、世界一のクラブにすることです」と口にした。あいさつ後は家族に花束を贈呈され、チームメートとともに場内を歩いて、サポーターに感謝していた。