<サッカー日韓女子リーグ・チャンピオンシップ:INAC神戸3-0高陽大教>◇15日◇ホームズスタジアム神戸

 INAC神戸が3-0で韓国王者、高陽大教に完勝した。立ち上がりからボールを支配したINAC神戸は前半8分、なでしこジャパンのFW大野忍(28)が先制ゴール。チームを勢いに乗せた。今季から主将となった大野は「早い時間に決められてよかった」とホッとした様子。その後、2ゴールを決めたルーキー京川舞(18)についても「こういう舞台で決められるのはすごい。落ち着いたゴールだったと思いますし、これからも活躍してもらいたい」と目を細めた。良性発作性頭位めまい症のため別調整が続いているMF沢穂希(33)は、時折笑顔を浮かべながらベンチで戦況を見つめていた。