国際サッカー連盟(FIFA)は15日、東京都内で記者会見を行い、14日に開いた理事会で2018年W杯ロシア大会の開幕戦と準決勝1試合、決勝をモスクワのルジニキ競技場で行うと発表した。

 同競技場は日本代表MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワなどが本拠地にしており、W杯に向けて大々的に改修される。収容は約8万9000人となる予定。準決勝のもう1試合はサンクトペテルブルクで実施する。

 17年コンフェデレーションズ杯はサンクトペテルブルク、ソチ、カザニ、モスクワのスパルタク競技場の4会場で開催。すべて新築スタジアムで、FIFAのブラッター会長は「全会場が最高の仕上がりになると確信している」と述べた。