来季発足するJ3入りの前提条件となるJリーグ準加盟に、リーグが新たに日本フットボールリーグ(JFL)の福島ユナイテッド、藤枝MYFC(静岡)、FC琉球と地域リーグのヴァンラーレ八戸(青森)、tonan前橋、アスルクラロ沼津(静岡)、奈良クラブの7クラブを承認することが12日、複数の関係者の話で分かった。17日の理事会で決める。

 JFLの栃木ウーヴァ、MIOびわこ滋賀、地域リーグのFC鈴鹿ランポーレ(三重)は経営規模や地元との連携が不十分で、今回の準加盟申請は認められない見通し。来季のJ3参加は断念することになる。

 既に承認されているJFLのカマタマーレ讃岐などと合わせ、準加盟は16となる。12チームでスタートするJ3には22歳以下の若手選抜チームが加わる方向で、16クラブが残り11枠を争う。

 準加盟のクラブはスタジアムや経営面などのJ3入会審査へと進む。成績要件が絡む場合もあるため、参加チームが出そろうのは12月になる。