<J1:新潟3-2仙台>◇第14節◇24日◇ユアスタ

 仙台は、アウェーの新潟に、やや押し込まれる展開。こぼれ球を拾われ、自陣でのプレーが続いたが14分、MF梁勇基がミドルシュート。これで徐々にリズムをつかむ。すると36分、初スタメンのFW朴成鎬が、移籍2戦目で先制ゴール。中央をつないだボールに反応し、DFの背後へ抜け出していた。1点リードで、前半を終えた。

 後半開始早々、新潟が反撃に出る。FW矢野貴章がドリブルで仕掛けPKをゲット。これをMFマルシオ・リシャルデスが決めて同点ゴール。23分には、マルシオ・リシャルデスが約30メートルのFKを直接決めて勝ち越した。仙台も黙っていない。26分、MF梁の右CKに、DFエリゼウが頭で合わせて同点ゴール。勝ち越しを狙う両チームがともに速攻をかけあう、目まぐるしい展開に。だがロスタイム、新潟MFマルシオ・リシャルデスが、今度は左CKを直接ねじ込み勝ち越し。新潟が3-2で逆転勝ちした。