<J2:町田0-1福岡>◇第2節◇11日◇駒沢

 好機を作りながら無得点に終わり、Jリーグ初勝利を逃した町田アルディレス監督(59)の話。

 自分たちのサッカーは素晴らしかった。今の時点では多くは注文していません。J2というカテゴリーは甘くない。

 ファンは内容も含めて見に来ている。ファンがサッカーにくぎ付けになるには、ボールがピッチの上に1分でも多くあるべき。それが少なかったのではないか。リスタート、ゴールキック、フリーキックにどれだけ時間がかかっているのか。見に来てくれた人の気持ちになると悲しい気分だ。アビスパのことをいっているのではない。日本の問題だ。サッカーの本当の美しい部分はアビスパのゴールのようなシーンだ。

 後半は、このまましっかり続けていこう、と伝えた。チャンスも多かった。内容に喜んでいる。次節も今日のサッカーを続ける。サッカーが、「フットボール」がしたい。