<天皇杯:福島ユナイテッド0-0(PK4-3)甲府>◇8日◇2回戦◇中銀スタ

 福島ユナイテッドが、運動量と気持ちでJ2甲府を上回った。守備ラインを高めにして前線から積極的にボールを奪いに動き、再三チャンスを演出。PK戦にまで持ち込んで金星を挙げた。

 所属する東北社会人リーグの試合が9日に控えるため、控え選手が主体。3人が脚をつって交代したが、最後まで走り切った。時崎監督は「選手たちが自分たちの持てる力を100パーセント出し切った」とたたえた。