宮崎でキャンプ中の仙台は13日、広島と45分×3本の練習試合を行い、合計2-3で敗れた。

 1本目にMF太田吉彰(29)がCKのクリアボールを蹴り込んで先制したが、2本目の途中にメンバーを入れ替えてからは徐々に広島ペース。37分にMFジオゴ(26)がPKを献上し、広島FW佐藤に同点ゴールを奪われると、同44分にはオウンゴール。3本目にいったんは追いつくも、最後は最終ラインを縦パスで破られて決勝点を許した。

 故障者を多数抱える中、MFヘベルチ(24)のトップ下起用などさまざまな組み合わせをテストした手倉森誠監督(45)は「ボールを握っている割に、ミドルとかシュートが少ない」と課題を挙げていた。