21日のアウェー松本戦が降雪のため中止となった東京Vが23日、前日のオフをはさんで練習を再開した。三浦泰年監督(47)は1試合消化が少ない状況で今後を戦っていく上で、欧州各国リーグを例に挙げ、「暫定順位」を上げていくことが大事だと強調した。

 三浦監督は「欧州でもトップチームはCL(チャンピオンズ・リーグ)を戦う場合とか、各国リーグ戦は少ない消化試合数で進むことがある。その中で、首位のチームが1試合消化が少ないような、ああいうイメージに持っていきたい」と説明。すでに選手には「その勝ち点3を計算にいれなくても大丈夫なように戦おう」と話したという。

 三浦監督は、松本から東京へ帰るバスの中で次戦(28日)で戦う富山のビデオをチェック。24日には全員出場予定の法大との練習試合も組まれており、ここ4戦3勝1分けという好調維持へぬかりはない。