<J1:新潟1-0C大阪>◇第18節◇31日◇東北電ス

 新潟が1-0とC大阪を完封し、今季初の連勝を飾った。後半27分、CKからFW川又堅碁(23)がヘディングシュート。相手GKがはじいたこぼれ球をDF大井健太郎(29)が左足で押し込み先制点を奪うと、攻撃に転じたC大阪を堅い守りで封じ込め、白星を収めた。

 シュート数は互いに12本。大井は「強い相手に勝ててうれしかった。開幕戦で負けていたので、みんな相当気持ちが出ていた」と笑顔。柳下正明監督(53)は「非常に粘り強く、集中力を切らさずできた。我慢比べに勝ったゲーム」と振り返った。

 この日は気温28度、湿度75%という悪条件だった。柳下監督は「蒸していて、お互いしんどそうだったが、その中で勝てて良かった。C大阪は移動してきている分、ひと汗かくまで動きが重かった。C大阪だとミスしたら間違いなくやられるが、今日は動きが悪かった」と、移動のないホームのアドバンテージを生かしての勝利だったことを強調した。