仙台は26日、仙台市内で練習を行った。28日のホームC大阪戦へ向けてフォーメーション練習とミニゲームで戦術をチェックした。

 24日の鳥栖戦で後半戦初黒星を喫したチームだが、C大阪戦にはFWウイルソン(28)とMF梁勇基(31)の主力2人がケガから復帰する見込み。ミニゲームでは2人そろってレギュラー組で軽快なプレーを見せた。

 C大阪の要注意人物は、何といっても3試合連続ゴール中の日本代表FW柿谷曜一朗(23)。ウイルソンは「素晴らしい選手だし、自由にやらせないことが大事。いい勝負をした中で、自分が勝てることを願っている」と、ストライカー対決へ気迫十分。手倉森誠監督(45)も「彼(柿谷)のトップスピードに乗った状態でのファーストタッチと決定力は危険だが、ゴール前での精度とアイデアはウイルソンも申し分ない」と期待を込めていた。