<J1:浦和1-1甲府>◇第26節◇21日◇埼玉

 浦和が後半52分に追い付かれ、痛恨のドローだ。11人全員が自陣に引いてブロックを作る甲府に対し、浦和は圧倒的にボールを支配した。しかし前半、決定的チャンスを迎えたのは甲府。前半38分、抜け出したパトリックがフリーでシュートを放つが、GK山岸がセーブ。こぼれたところを再度狙われたが、またも山岸が右手1本で止めた。

 後半早々に試合は動く。5分にDF槙野が蹴ったFKが甲府DFの手に当たり、ハンドを取られる。ペナルティーエリア内だったため、PKとなりDF阿部が冷静に決めて先制した。その後は、甲府がパトリックを中心にチャンスを作るが決め切れない。掲示された5分のロスタイムが経過した後半52分、FKからのこぼれ球を甲府DF青山が押し込み、引き分けに持ち込んだ。