<天皇杯:広島1-1(PK3-2)甲府>◇準々決勝◇22日◇Eスタ

 リーグ王者の広島が先制した。前半23分にエースFW佐藤寿人(31)がゴールを決めた。甲府も前半終了間際にオウンゴールで同点に追いつき、1-1で前半を終えた。

 後半24分に甲府はFW河本明人(23)が、バー直撃のミドルシュート。広島はその2分後にMF石原直樹(29)と佐藤の2人で速攻を仕掛けるも、ゴールネットを揺らすことはできなかった。試合は同点のまま延長戦に突入した。

 延長は両チームとも無得点に終わり、白熱した試合はPK戦へ。

 広島が3-2でPK戦を制し、ベスト4に進出。リーグ戦に続く2冠へ前進した。