<J1:広島1-0東京>◇第7節◇12日◇Eスタ

 東京が敵地で3連勝を逃した。守備では人数をかけて守りながらも、攻撃に転じれば迫力を持って仕掛けた。

 前半38分、スルーパスに抜け出したFW河野広貴(24)がシュートを放つもGKがセーブ。そのこぼれ球をFW平山相太(28)が頭でつめるも、ゴールライン上で広島DFにクリアされた。チャンスをつくりながらもゴールを奪えずにいると後半35分にCKから失点を許して敗戦。

 5試合ぶりに黒星を喫したマッシモ・フィッカデンティ監督(46)は「最後までバランスのとれた試合をした。広島のように連覇している相手にいい試合をしたが、サッカーは決定機で決めないと苦しくなる。でも正しい方向に向かっていると思う」と手応えつかみながらも、結果には納得がいかなかった。