Jリーグは30日、J3金沢のDF保崎淳が24日の町田戦(石川県西部緑地公園陸上競技場)で相手選手に差別的な発言をしたとして、第14~16節の3試合の出場停止、クラブにはけん責処分(始末書提出)を科したと発表した。

 当事者の人権に配慮し、発言内容は公表しなかった。

 日本サッカー協会の懲罰基準では、差別行為をした選手には最低5試合の出場停止および10万円以上の罰金が科される。

 Jリーグは今回、保崎が試合後に相手に直接謝罪し、反省がみられることなどを考慮して情状酌量の余地があると判断、3試合の出場停止のみに軽減した。