<J1:G大阪3-3甲府>◇第21節◇23日◇中銀スタ

 G大阪が白熱した打ち合いで、引き分けに持ち込んだ。

 先制を許し、後半3分に日本人エースのFW宇佐美貴史(22)のミドルで同点に追いつく。その後、遠藤のPKで一時は勝ち越した。それでも終盤に連続失点して、2-3とリードされる苦しい展開になってしまった。

 最後は後半ロスタイムにMF倉田が、頭で3-3とする同点弾。

 なんとか敵地で勝ち点1をつかみ、長谷川監督は「非常に激しいゲームになった。勝つことができれば、言うことはなかったのだが…。結果的に勝ち点1を拾ったので、ポジティブに考えたい」と話した。

 天皇杯徳島戦を含め、公式戦2戦連発の宇佐美は「結果がすべての世界。特に僕は結果が求められている。どんな試合でも、アウェーでも、結果がほしかった」と語った。