浦和MF梅崎が鹿島戦で原点回帰弾狙う
U-23日本代表の浦和MF梅崎司(21)が、プロの原点が詰まる鹿島戦で「レギュラー定着弾」を狙う。11日、さいたま市内で13日の首位・鹿島とのホーム戦に向けた非公開練習を行った。北京五輪を目指す若きMFは2年前の鹿島戦でJ初得点をマークしたことを契機にレギュラー定着&オシムジャパン選出まで到達した。思い出の一戦でゴール奪取し、浦和でもレギュラー定着を再現する意欲をみせた。
新戦力は鹿島戦に好印象しかない。チームにとって通算8勝3分け23敗と大きく負け越すカードだが、梅崎はプロの原点とも言うべき思い出が詰まっている。「初ゴールを決めたんです」。大分時代の06年5月3日のアウェー鹿島戦でトップ下で先発し、前半終了間際に相手GKをキックフェイントでかわしてJ初得点を奪ったイメージが強烈に脳裏に焼きついている。
大分がリーグ戦で初めて鹿島を撃破(1-0)した決勝点でもあった一撃は、梅崎のプロ人生を大きく変えた。この試合でA契約の条件をクリアし、年俸もアップ。続く京都戦、C大阪戦もゴールを奪い、3戦連発もマークした。その後、レギュラーに定着し、オシムジャパン入りも果たすなど一気に知名度が上がった。梅崎は「あれでトントン拍子で上にいった。そういう意味でも楽しみな相手」と不敵な笑みさえみせた。
浦和でのポジションも2年前と似ている。当時と同じ背番号21。前節5日の磐田戦で、リーグ戦初スタメンを果たしたばかりと先発メンバーには定着していない状況も同じだ。梅崎は「90分間やりたい気持ちはあるけど、先発ならば最初から全力でやるし、途中出場ならば流れを変えたい」と自らの役割を頭で整理できている。浦和にとっても鹿島の独走を許さないためにも負けられない大一番。「大事な一戦。自分でそれで燃えるタイプ」。若きMFが、2年前の再現を狙ってピッチに立つ。【藤中栄二】
[2008年4月12日7時38分 紙面から]
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