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清水MF枝村が同点弾/ナビスコ杯

同点ゴールを決め祝福される清水MF枝村(右)ら
同点ゴールを決め祝福される清水MF枝村(右)ら

<ナビスコ杯:清水1-1G大阪>◇準決勝第1戦◇3日◇日本平

 J1清水は1-1でG大阪と引き分けた。前半10分に直接FKを決められたが、後半9分にMF枝村匠馬(21)が同点弾をたたき込んだ。12年ぶりの決勝進出を賭けた第2戦は、7日にアウェーの万博記念競技場(大阪)で行われる。

 後半ロスタイム。右クロスを途中出場のFW原が頭で合わせたボールは、無情にもクロスバーをたたいた。猛攻を仕掛けながらも1-1で試合は終了。それでもシュート数はG大阪の11に対して18本。第2戦を前に、力強さは印象づけた。

 勢いを与えたのは、若い力だった。0-1の後半9分。MF山本真は中央でボールを受けると「監督からも狙って行けと言われていた」と、ペナルティーエリア外から右足を振り抜いた。鋭い弾道のシュートを走り込んでいたMF枝村が触ると、ボールはゆっくりゴールへ。思い切りの良さと、あきらめない気持ちが結集した同点弾だった。

 山本真が21歳なのを始め、この試合の先発は平均年齢が24・73歳。出場機会に恵まれない時期も、励まし合って乗り越えてきた。山本真は「寮の仲間とはいつも一緒にいて愚痴をこぼし合ったり、リフレッシュしたり。1人じゃ頑張れなかったと思う」と振り返る。原ら、サテライトでともに汗を流した仲間がトップで活躍する姿に「おれらがやっていることは間違っていない」と刺激を受けた。GK山本海も、1対1を防ぐなど再三の好セーブで救った。巡ってきた好機で、若い選手がアピール。長谷川監督は「これからが楽しみ」と若手に賛辞を贈った。

 第2戦では、90分間で勝利か2-2以上の引き分けなら、決勝進出が決まる。DF児玉は「勝ちに行っていた分、悔しい。でも、次は勝てばオッケーなので」と顔を上げた。若手がつくったこの流れで、決勝の舞台まで駆け上がっていく。【浜本卓也】

 [2008年9月4日10時51分 紙面から]


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