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清水12年ぶり決勝進出/ナビスコ杯

決勝進出を決め笑顔を見せる清水・長谷川監督(撮影・田崎高広)
決勝進出を決め笑顔を見せる清水・長谷川監督(撮影・田崎高広)

<ナビスコ杯:(4)清水3-2G大阪(3)>◇準決勝第2戦◇7日◇万博※カッコ内は2戦合計得点

 決勝は清水と大分の対戦となった。清水はG大阪に3-2で勝利、1勝1分けで12年ぶりも決勝進出。長谷川健太監督(42)にとって、就任4年目での初タイトルに王手をかけた。決勝は11月1日、国立競技場で行われる。

 派手なガッツポーズはなかった。12年ぶり決勝進出の瞬間、ベンチの長谷川監督は1人1人と静かに握手を交わした。G大阪のナビスコ杯連覇の夢を打ち砕き、就任4年目で初タイトルに王手をかけた。「プレッシャーは向こうの方があるし、勝つと思っていた」。第1戦は引き分けも、内容では押していた。この日、前半3分にMF山本真が約30メートルの先制弾を決めた時点で主導権をつかんだ。

 「ナビスコ杯はどうしても取りたいと思って(今季は)スタートしたから」。過去2年連続リーグ戦4位、今季は開幕前からタイトル奪取を公言していた。他チームが過密日程でメンバーを落とす中、常にベスト布陣で臨んできた。6日には、カツカレーを食べた。今季何度もやっている験担ぎだ。「やっぱりカツカレーだな」。試合後、満足そうに笑った。

 12年前の96年ナビスコ杯制覇時、その日は長谷川監督の誕生日、自らのゴールで優勝を導いた。当時ピッチに立っていた選手はもう1人も残っていない。今度は監督として決勝の舞台に立つ。現役時代と監督時代でのナビスコ杯制覇となればもちろん史上初だ。

 決勝の相手である大分のシャムスカ監督とは、誕生日が4日違いの同学年。「シャムちゃん(シャムスカ)は同級生なのでね」。リーグ戦では14位と低迷しているが、早くも負けず嫌いの虫が騒ぎだした。「決勝に行くのでなく、優勝するのが目的」。浮かれることなく、勝利への執念をにじませていた。【浜本卓也】

 [2008年9月8日8時37分 紙面から]


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