最後までがむしゃらに、結果を求める姿勢を貫け!

 コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブの矢萩竹美社長(58)が三浦監督の主張を援護した。「今季は残り4試合、ベストメンバーでやってもらいたい。若手起用などという声はないわけではないが、(ベスト布陣は)クラブとしての方針」。残り4試合のリーグ戦に関して、ベスト布陣で勝ち点3奪取を狙う三浦監督の考えに同意した。

 三浦監督はJ2降格が決まった後の初の公式戦、26日のアウェー川崎F戦でベスト布陣で臨み、1-3で完敗した。若手起用や思い切った布陣変更などはせず、結果的には来季につながる明るい材料はなかった。一部のクラブ関係者からは疑問の声が上がっていた。矢萩社長は「相手チームに対する礼儀。方針を変えるつもりはない」と強調した。最後まで最善を尽くし、サポーターらに勇姿を見せる。