<J2:福岡2-2愛媛>◇第43節◇23日◇レベスタ

 福岡は約1カ月ぶりのリーグ戦で、リードを守れずに愛媛と引き分けた。前半は動きが鈍く、ハーフタイムにはブーイングが起きた。後半4分、右サイドで先発したMF鈴木のクロスに、FW大久保が頭を合わせて同点。3分後にはMF城後のシュートのこぼれ球にFW田中が詰めて勝ち越した。今季13点目の大久保が「今までで一番、ダイナミックで良い攻撃ができた」と振り返った最高の時間帯は、後半10分で終わった。相手の得点機会を阻止したDF丹羽が退場になり、空いたスペースを狙われて同31分に失点。「アクシデントはあったが、追いつかれるのは、まだ力がない証拠」と篠田監督は厳しい表情だった。