浦和は30日、FW原口元気(17)とプロ契約を結んだと発表した。原口は、宮崎合宿後の今月27日にクラブ側から提示を受け、契約を結んでいた。17歳と263日でのプロ契約は、日本人選手としてはクラブ史上最年少。クラブ史上最年少はエスクデロの17歳ちょうどで、日本国籍を取得する前だった。第2種選手登録していた原口は、プロ契約したことで、ユースの試合には出場できなくなる。

 フィンケ監督も「これまで私が接してきた才能ある選手の1人」と、高く評価。相手DFの裏に瞬時に抜け出すスピードと正確なシュートが持ち味の原口は「サッカーをしている時は、年齢は関係ないと思う。プロの自覚を持ってどんなときもサッカーのことを考えて準備したい」と、意気込みを語った。