大分トリニータの本拠地「九州石油ドーム」(大分市)の命名権について、大分県は2日、現在の権利保有者である新日本石油と、新たに1年間の契約を結び直すことで合意したと発表した。契約は今年3月1日からで、名称は変えない。契約金額は7350万円。

 同ドームについては、2006年から3年間の契約で九州石油(大分市)が命名権を取得していたが、同社は昨年10月に新日本石油(東京都)と経営統合。統合後の社名が「新日本石油」となったこともあり、ドームの名称や命名権の行方が注目されていた。