J1磐田のMF山本康裕(19)が、同世代ライバル対決を制し、チームを今季初白星に導く。4日の東京戦(ヤマハ)を翌日に控えた3日、山本康はU-19日本代表で同僚だった東京のMF大竹とGK権田に、敵意をむき出しにした。今季5戦すべてフル出場中のホープが、同世代のライバルに挑戦状をたたきつけた。「明日(4日付)の紙面は『山本康VS大竹、権田』にしてください。あいつらもきっと見るでしょうから」。U-19日本代表で一緒だった2人との対決構図を自らつくった。
実力を認めるからこその挑発だ。「洋平(大竹)は昔から名の通っているうまい選手。うしろのゴンちゃん(権田)は中学からの付き合いで癖も分かるけど、それを上回る実力を持つ危険人物」と警戒。だからこそ点を決めて勝ちたい。
ロンドン五輪世代と言われた3人は先月、五輪挑戦権をはく奪された。FIFA理事会で、次回12年五輪から参加規定を現行の23歳以下から、21歳以下に引き下げる改正案がまとめられた。3人とも12年には23歳。再び日の丸を背負うには、もうA代表入りしかなくなった。「岡田監督に名前だけでも覚えてもらえたら…。まずはチームで結果を出さないと」。同世代を倒し、チームにも自身にも弾みをつける。【栗田成芳】



