コンサドーレ札幌のMF古田寛幸(18)が、5日の今季最終アウェー東京V戦で、人生初のボランチで先発出場することが濃厚となった。MFダニルソンと上里が出場停止で、宮沢も背中痛を訴えている。今季務めてきた選手が不在となる中、石崎監督はチーム最年少をピッチ中心に据える大胆な布陣に挑む。
18歳の古田がチームを操縦する。2日、札幌・宮の沢で行われた8対8の戦術練習で、石崎監督は古田をボランチに起用。芳賀、岩沼とコンビを入れ替えながら連係を確認した。指揮官は「(古田は)初のボランチだが、新しいチャレンジをしたい」と抜てきによる高校生MFの進化を期待した。
8月2日のC大阪戦で初起用されて以来、サイドのキーマンとして使われてきた。だが石崎監督は「個人的には真ん中でのプレーの方がいいと思っている」とトップ下やボランチなどへの適性を感じていた。これまでは宮沢、上里、西らチーム内にボランチ候補が多く起用チャンスがなかった。しかし主力不在の今回、窮地を逆に有効活用しようという考えでいる。
得意のドリブルを生かした起点づくりが可能となれば、攻撃のバリエーションも増える。守備面でもより高い仕事が求められるが、古田は「今までやったことがないけど、やりがいがある」とサッカー人生初のポジションにも気負いはない。09年最後の90分を、来季へ向けての貴重な経験とする。【永野高輔】




