C大阪は3日、MF香川真司(20)と今季の契約について合意したと発表した。香川はブンデスリーガのシャルケ、ドルトムント、ケルンからオファーを受け、残留か移籍かを熟考していた。この日、契約交渉を行い、1年契約で推定1000万円増の4000万円を提示され、海外からシーズン途中にオファーが届いた場合、移籍を容認する条項を入れ契約を更新した。

 既にシャルケ、ドルトムント、ケルンとオランダ1部のVVVは、今夏に再獲得へ乗り出す意向を香川側へ伝えており、半年後も争奪戦となる可能性が高い。残留を決断した香川は「海外に行くか、セレッソに残るかをずっと考えていた。今年はJ1で戦うことになり、優勝を狙っていきたい」とコメントした。