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山形ドローも川崎Fから初の勝ち点/J1

前半、競り合う川崎F黒津(右)と山形園田(撮影・蔦林史峰)
前半、競り合う川崎F黒津(右)と山形園田(撮影・蔦林史峰)

<J1:山形0-0川崎F>◇第15節◇28日◇NDスタ

 山形が、川崎Fの攻撃を耐えしのぎ、勝ち点1を手にした。GK清水健太(28)を中心に、全員が体を投げ出しスコアレスドロー。J1昇格後、初めて川崎Fから勝ち点を奪った(昨季2戦2敗)。順位は12位のままだが、24日のC大阪戦から中3日と疲労が残る試合で、格上相手に勝ち点を奪い、今後に弾みをつけた。

 山形GK清水が後半、猛攻を仕掛けた川崎Fをあざ笑うかのように好セーブを連発する。後半4分からわずか6分間で、浴びたシュートは4本。水を含んで緩いピッチを物ともせずに横っ跳び、鋭い飛び出しで、ゴールマウスを守り抜く。平日にもかかわらず駆けつけた1万2045人のファンも熱狂した。

 清水は「C大阪戦(0-3)でひどい目にあったんで、いい薬になった。川崎Fという強いチームを0点に抑えられたのは良かった」と冷静に語った。小林監督は疲れ切った表情ながら「C大阪戦と同じように、後半の入りが悪かった。でもシミケン(清水)のファインセーブがあって…」と守護神の仕事をほめた。

 カウンター攻撃で得点を奪い、攻撃陣も守護神の頑張りに応えたかった。だが後半36分に訪れたビッグチャンス、FW北村のミドルは相手GKが触り、軌道が変わってバーに。強豪相手に勝ち切るには、1つ1つのプレー精度を上げなければいけないが「去年2戦2敗の相手から、勝ち点を取れたことはステップアップになる」(小林監督)。スピードは遅くとも、着実に成長している手応えを、感じ取った。【山崎安昭】

 [2010年7月29日11時2分 紙面から]


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