<J1:清水6-3湘南>◇第16節◇1日◇平塚
清水がFWフローデ・ヨンセン(36)の3ゴールなどでリーグ戦チーム最多タイの6点を奪い、圧勝した。敵地で頼もしいヨンセンは前半4分に幸先よく先制点を決めると、同26分、後半6分にも得点し、来日2度目のハットトリックを達成した。7月24日に誕生した第2子の長女に最高のプレゼントを贈るとともに、7日に迫った鹿島との首位決戦に大きな弾みをつけた。
北欧生まれのストライカーが「真夏の湘南」を満喫した。36歳のヨンセンは汗だくになりながら次々にゴールを決めていった。まずは、前半4分、ルーズボールをしぶとく追いかけ、自らの懐に収めると、右足を振り抜き先制点。さらに、3-0で迎えた同26分、FW岡崎とパス交換し、今度は狙いすました左足のシュートをゴール左に蹴り込み2点目。そして、最後は後半6分、市川の右クロスをダイビングヘッドで合わせ、いとも簡単に07年以来、来日後2度目のハットトリックを達成した。
ヨンセン
今日は、いいゲームができた。チーム全体としてすべてがいい展開のゴールだったけど、3点目のイチ(市川)からのゴールが一番よかったかな。
7月24日に第2子となる長女が誕生してから、この日を含め3戦4発と絶好調で「たぶんラッキーガールだと思うよ」と、2児のパパは家族に感謝した。初めて乗り込んだ“敵地・湘南”はすっかりお気に入りのようで「前泊したホテルの周辺の雰囲気も良かった。湘南エリアはいいところだね。家族とまた、来ようかなと思っているよ」と、家族旅行プランまで披露した。
ヨンセンの3得点でチームも勢いに乗り、クラブ最多タイ記録となる大量6得点をマーク。首位決戦となる次節の鹿島戦(7日=アウスタ)に向け、ヨンセンは「今日のように自信を持って臨むことが大事になる」。“鹿”の角を折る準備は整った。【為田聡史】




