来夏のロンドン五輪出場権を獲得した、なでしこジャパンのMF沢穂希(33)ら7選手が15日、兵庫県三木市のグラウンドで、所属するINACに合流、練習を再開した。

 沢は早速、紅白戦でレギュラー組のボランチに入り大声でゲキを飛ばすなど“フル回転”した。練習後にはテレビ収録のため神戸空港から東京へ。きょう16日、同じく三木市内で行われる練習には参加する予定。関係者によると、今後はW杯直後より出演番組などを厳選。沢は「少しでも女子サッカーを表現するチャンスには協力したいですが、一番の仕事はやはりサッカーなので」と話した。ストーカー被害などから身を守るため、セキュリティーの整ったマンションへも引っ越した。サッカーに集中する環境を取り戻しつつある。