福島第1原発事故の影響で休部し、J1仙台へ移管される女子サッカー東京電力マリーゼ(ベガルタ仙台レディースに改称予定)の監督に、前仙台ユース監督の千葉泰伸氏(40)が起用される方針が3日、分かった。現在は仙台のスクールコーチ兼ホームタウン担当を務め、今日4日に開かれる臨時取締役会で、千葉氏を軸とした監督人事が諮られる。先月13日に日本女子サッカーリーグの理事会で移管が承認され、人選が本格化。運営コストを考えて外部招聘(しょうへい)は断念し、育成部からの起用で内部調整。指導力に定評がある千葉氏が最有力になった。女子チームは来季、チャレンジリーグEAST(なでしこ2部相当)から出発。