フランス1部モンペリエの、なでしこジャパンDF鮫島彩(24)が、ロンドン五輪後にプレナスチャレンジリーグ(なでしこリーグ2部相当)仙台に移籍する可能性が出てきた。仙台の白幡社長が29日、「来てもらう方向で話を進めているのは事実ですが、まだ交渉しないといけないことはたくさんある」と明かした。

 仙台は昨季まで鮫島が所属した東京電力マリーゼの移管先。フランス移籍当初から“古巣”の仲間といずれは一緒にプレーすることを望んでいた。ただ昨年の女子W杯後に2年契約を結んでおり、モンペリエとの契約が1年残っていること。現在2位の仙台が今季昇格を決めたとしても、来季開幕までの半年以上は2部でプレーすることなど、正式契約には時間を要しそうだ。