J2山形は今日24日、ホームNDスタで徳島と前半戦最終戦を戦う。今季20試合すべてに先発フル出場中のDF西河翔吾(28)にとっては古巣との一戦。だが、所属最終年となった08年と現在を比較し「今徳島で試合に出ている選手で、当時一緒にやってた人は1人もいない。スタッフもその頃の人はだいぶいなくなった。自分も含めて、たった3、4年でガラリと変わった」と少し寂しそうな?

 様子だった。それでも「(敵将・小林)伸二さんと(MF宮崎)光平さんがいるか」と気持ちを切り替え、昨年山形を去った2人との直接対決を心待ちにしていた。

 徳島時代は2年半で85試合に出場。同20試合の広島、同63試合の山形時代と比べて最も多く、07年にはプロ初得点も記録した。徳島を離れて以降は常にJ1の舞台でしのぎを削ってきたこともあり、敵として対戦するのは今回が初めて。「その時お世話になったサポーターの方も山形にはなかなか来られないだろうけど、どんな試合になるか楽しみ。(ブーイング?)されたことないし多分されないと思うけど…どっちでも大丈夫」とドッシリ構えて迎え撃つ。【湯浅知彦】