ACL初戦の広州恒大戦に0-3と敗れた浦和が27日に帰国し、試合前に“アウェーの洗礼”を受けていたことが関係者の話で判明した。

 浦和はアジア連盟が準備したホテルをキャンセルし、競技場に近いホテルを独自に手配。だが、そのホテルに宿泊できず、車で約30分離れた別のホテルに変更を余儀なくされた。当初のホテルは現地公安警察の管轄内にあり、公安から有事に備えて管轄外への宿泊を命じられたもの。先乗りしていたスタッフが奔走し、選手はぎりぎり間に合ったが、到着当日の練習場は変えざるをえなかった。DF槙野智章(25)は「それもアウェーの難しさ。ぴーぴー言っても始まらない」と気持ちを切り替えた。