<J2:G大阪1-0福岡>◇第28節◇11日◇万博
G大阪が福岡を下し、2連勝で首位を守った。前半16分に、FWロチャ(27)がデビュー戦から3試合連続通算4点目となる決勝点を奪った。これで長谷川健太監督(47)が、リーグ戦3分の2終了時の目標と定めた勝ち点60に到達。終盤戦での首位独走へ弾みのつく白星となった。
前半16分、MF大森の右クロスをFWロチャがゴール正面でヘディングシュート。7月から途中登録されたブラジル助っ人の3戦連発4ゴール目が、貴重な決勝点となった。得点直後には、8日に第2子となる長女が誕生したDF丹羽を呼び寄せ、仲間とゆりかごダンス。「ゴールもうれしいが、勝てたということがすごくうれしい。今で3試合目。あともう少しで100%になる」と、さらなる得点量産に意気込んだ。
長谷川監督は新戦力の台頭に「本当によくやってくれている。ゴールもそうだが起点になってくれている」と存在感を評価した。MF遠藤も「(ロチャの)プレースタイルも分かってきたし、彼の長所を生かせるように。さらに連係が深まれば」と今後に期待を寄せた。後半34分のロチャ交代後には、遠藤がそのFWの位置に入りプレー。全体として追加点が奪えなかった反省は残るが、長谷川監督は「全員で勝ったというのは非常に良かった」と振り返った。
J2開幕前、指揮官はリーグ全42試合で勝ち点90を目標設定していた。この日はリーグ3分の2に当たり、試合後「3分の2で(勝ち点)60を目安に戦ってきた」とあらためて明言。遠藤は「最低限の目標は達成できた。さらにハイペースで、積み重ねていきたい」。上位陣が下位に取りこぼす傾向はあるが、G大阪はJ2優勝、そしてJ1復帰へ今度こそ独走態勢を固めたい。【鈴木絢子】



