横浜DF中沢佑二(35)が俳優デビューを飾った。横浜市を舞台とした映画「ヨコハマ物語」(喜多一郎監督、11月16日公開予定)での出演が決定。14日に横浜市のマリノスタウンで撮影が行われた。日産スタジアムなどの芝を管理するグリーンキーパー役で、俳優の奥田瑛二(63)が出演。定年退職により最後の仕事を終えて帰宅するシーンで、中沢が本人役として登場し、奥田に慰労の言葉をかけた。

 数日前に台本を渡され、入浴中などにせりふを練習。撮影直前は緊張していたが、「お疲れさまでした」などと心のこもったせりふで役者顔負けの演技を見せ、撮影はスムーズに進んだ。この映画は女優の北乃きい(22)が主人公を演じ、クラブが撮影場所などを提供している。